最近、マンションや洋室のお部屋が増えたことで、昔ながらの大きな神棚を置く場所がないとお悩みの方が増えています。神様を大切にしたい気持ちはあるけれど、インテリアの雰囲気を壊したくない、賃貸だから壁に大きな穴を開けられないといった事情もありますよね。
そこで今、多くのご家庭で注目されているのが、神棚をおしゃれにニトリのアイテムを使って代用する方法です。専用の高価な神棚を無理に用意しなくても、身近にあるニトリのウォールシェルフなどを上手に活用すれば、モダンで洗練された祈りのスペースを簡単に作ることができます。
この記事では、賃貸でも安心して設置できる具体的な工夫や、無印良品などの他社製品との違い、さらには正しいお札の祀り方などのマナーまで詳しく解説します。初めての方でも、神棚をおしゃれにニトリ製品で実現するためのヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること:
- ニトリには専用の神棚はないがウォールシェルフでおしゃれに代用できる
- 賃貸でも壁を傷つけにくい石膏ボードピンを使った設置方法がわかる
- 無印良品とニトリの製品比較やインテリアに合う選び方が理解できる
- 神札を祀る正しい方角や高さなど最低限守るべきマナーがわかる
神棚をおしゃれにニトリ製品で代用する方法とおすすめアイテム
- ニトリに専用の神棚は売っている?代用品の活用術
- 神棚代わりにおすすめのニトリ製ウォールシェルフ3選
- 賃貸マンションでも安心な壁を傷つけない取り付け方
- 無印良品の壁に付けられる家具とニトリ製品の比較
- モダンなインテリアに馴染む白い神棚の選び方
- 100均やセリアのアイテムと組み合わせる節約術
ニトリに専用の神棚は売っている?代用品の活用術

まず結論からお伝えすると、現在ニトリの店舗や公式サイトでは、伝統的な屋根のついた「社(やしろ)」タイプの本格的な神棚は原則として取り扱われていません。しかし、だからといってニトリで神棚を作ることを諦める必要は全くありません。実は、多くのユーザーがニトリの収納用品やインテリア雑貨を工夫して、「神棚の代用品」として活用しているのです。

「神棚専用」として売られていなくても、お札を祀るためのステージとして使える商品はたくさんあるんですね。
特に人気を集めているのが、壁面収納シリーズである「ウォールシェルフ」です。これは本来、写真立てや小物を飾るための棚ですが、シンプルで主張しすぎないデザインが、現代の洋室やリビングにマッチする神棚として最適だと評判になっています。伝統的な白木の神棚は、和室には合いますが、フローリングの部屋やモダンなインテリアの中ではどうしても浮いてしまいがちです。
その点、ニトリの製品はデザインが非常にシンプルでミニマルなものが多いため、お部屋の雰囲気を損なうことなく、神様をお迎えするスペースを作ることができます。例えば、ホワイトやナチュラルウッドの棚を選べば、白い壁紙に自然に溶け込み、圧迫感を感じさせません。このように、専用品にこだわらず、柔軟な発想で「代用品」を活用することが、現代の住宅事情に合った賢い選択と言えるでしょう。
神棚代わりにおすすめのニトリ製ウォールシェルフ3選
数あるニトリの商品の中でも、特に神棚として使いやすく、多くの人におしゃれだと支持されているアイテムを3つ厳選してご紹介します。どれも手に取りやすい価格で、初心者の方でも設置しやすいのが魅力です。
1. L型ウォールシェルフ
最もスタンダードで人気があるのが「L型」のシェルフです。その名の通りアルファベットのL字のような形をしており、前面に立ち上がりがあるため、立てかけたお札が滑り落ちにくい構造になっています。奥行きがスリムなタイプが多く、廊下やリビングのちょっとしたスペースにも設置可能です。
2. ボックス型ウォールシェルフ
箱のような形をしたシェルフで、天面にお札や神具を置くことができます。L型に比べて存在感があり、重厚感を出したい方におすすめです。内部が空洞になっているタイプであれば、中にお守りや破魔矢などを収納することもでき、見た目をすっきりと保てます。
3. コーナーシェルフ
部屋の角(コーナー)を有効活用できる扇形のシェルフです。部屋の隅はデッドスペースになりがちですが、ここを神棚にすることで、空間を広く使いつつ、部屋全体を見渡せる良い位置に神様を祀ることができます。方角さえ合えば、非常に合理的な選択肢となります。
| タイプ | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| L型シェルフ | シンプルで圧迫感がない | お札だけをスッキリ祀りたい方 |
| ボックス型 | 安定感があり物が置ける | 神具(水・米・塩)も供えたい方 |
| コーナー型 | 部屋の角を活用できる | スペースが限られている方 |

お札だけならL型、お水やお米もお供えしたいなら、ある程度奥行きがあるボックス型を選ぶと良さそうですね!
賃貸マンションでも安心な壁を傷つけない取り付け方

賃貸物件にお住まいの方にとって最大の懸念点は、「壁への穴あけ」ではないでしょうか。退去時の原状回復費用を考えると、大きなネジ穴を開けるのは避けたいところです。しかし、ニトリのウォールシェルフの多くは、この点もしっかり配慮されています。
ニトリの壁面収納シリーズの多くは、「石膏ボード専用ピン」で固定する方式を採用しています。これは、画鋲よりも少し細いくらいの複数のピンをクロスさせて壁に打ち込むもので、抜いた後の穴が非常に小さく、目立ちにくいのが特徴です。一般的な賃貸契約のガイドラインでは、画鋲程度の穴であれば「通常の使用範囲」とみなされ、修繕費用の対象にならないケースがほとんどです。
取り付けの手順も非常に簡単です。まずは設置したい高さを決め、水平になるようにマスキングテープなどで目印をつけます。次に専用の固定パーツをピンで壁に刺し込み、最後に棚本体を引っ掛けるだけです。女性一人でも10分程度あれば設置完了できる手軽さも、ニトリ製品が選ばれる大きな理由の一つです。
無印良品の壁に付けられる家具とニトリ製品の比較
「神棚 おしゃれ」と考えたとき、ニトリと並んでよく検討されるのが無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズです。どちらも人気がありますが、それぞれに特徴やメリットが異なります。ご自身の重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。
| 比較項目 | ニトリ(ウォールシェルフなど) | 無印良品(壁に付けられる家具) |
|---|---|---|
| 価格帯 | 約500円〜2,000円(非常にリーズナブル) | 約2,000円〜4,000円(やや高め) |
| 素材・質感 | プリント紙化粧繊維板や突板が主流 | オーク材やウォールナット材(質感が良い) |
| カラー展開 | ホワイト、ナチュラル、ダークブラウン | オーク(薄茶)、ウォールナット(濃茶)、ライトグレー |
| デザイン性 | シンプルで機能的。白のバリエーションが豊富 | 木目の美しさを活かした温かみのあるデザイン |
ニトリの最大のメリットは、何と言っても圧倒的なコストパフォーマンスです。数百円から千円台で手に入るため、「まずは試しに設置してみたい」という方や、「予算を抑えたい」という方にぴったりです。また、真っ白なデザインの商品が多いため、白い壁紙に同化させて目立たせたくない場合にもニトリが有利です。
一方、無印良品は価格こそ高くなりますが、天然木の質感が美しく、高級感があります。他の家具を無印良品で揃えている場合や、木の温もりを大切にしたいインテリアには無印良品が馴染むでしょう。どちらが良い悪いではなく、「安さと白さを求めるならニトリ」「木の質感と統一感を求めるなら無印良品」という選び分けが正解です。
モダンなインテリアに馴染む白い神棚の選び方

最近の住宅は、壁紙も天井も真っ白で、フローリングも明るい色味というケースが増えています。こうした空間に、伝統的なヒノキの色や、重厚な褐色の神棚を置くと、そこだけ浮いてしまい、インテリアの統一感を損ねてしまうことがあります。そこで人気なのが、ニトリでも手に入る「白い神棚(白いシェルフ)」です。
白を選ぶことのメリットは、壁と一体化して見えるため、圧迫感が限りなくゼロに近づくことです。神棚は目線より高い位置に設置するため、色が濃いとどうしても視線がいき、部屋を狭く感じさせてしまう要因になります。しかし、白であればその心配はありません。

白いシェルフにお札を置くだけで、まるで北欧インテリアの一部のようなモダンな雰囲気になりますよ。
さらにモダンに見せるコツとして、お札を置く際に「余白」を意識することをおすすめします。棚いっぱいに物を詰め込むのではなく、お札の左右に適度な空間を持たせることで、洗練された印象になります。また、榊立て(さかき立て)や水玉などの神具も、伝統的な白い陶器だけでなく、ガラス製やモダンなデザインのものを選ぶと、より一層おしゃれにまとまります。
100均やセリアのアイテムと組み合わせる節約術
ニトリのウォールシェルフをベースにしつつ、細かい神具や小物は100円ショップ(セリアやダイソーなど)を活用することで、トータルコストをさらに抑えることができます。特にセリアは「神棚コーナー」が充実している店舗もあり、おしゃれな神具風アイテムが見つかります。
例えば、お札を立てかけるための小さなスタンドや、お米・お塩を盛るための小皿は、100均の食器コーナーにある白い豆皿で十分代用可能です。また、造花の榊(さかき)も100均で手に入ります。生木の手入れが大変な場合は、高品質な造花を利用するのも現代的な選択肢の一つです。
ただし、ウォールシェルフ本体に関しては、100均の棚よりもニトリ製品をおすすめします。100均の棚は耐荷重が低かったり、サイズが小さすぎたりすることが多く、神棚としての厳かさや安定感に欠ける場合があるからです。土台となる棚はニトリでしっかりした物を選び、小物は100均で賢く揃えるのが、おしゃれと節約を両立させるコツです。
神棚をおしゃれにニトリで設置する際のマナーと配置のポイント
- リビングでの正しい配置場所と避けるべきNGな場所
- 神札を祀るための方角は南向きか東向きが基本
- 神具や榊立てを置くためのスペースと奥行きの確保
- マンションの階下や上階に配慮した雲切の必要性
- 落ちない工夫としての滑り止めシート活用テクニック
- 掃除やお手入れがしやすいシンプルな維持管理の方法
- 神棚をおしゃれにニトリで代用する際のポイントまとめ
リビングでの正しい配置場所と避けるべきNGな場所

いくらおしゃれな神棚を作っても、設置する場所が不適切では神様に失礼にあたってしまいます。まず、神棚を設置するのに最も適しているのは、家族みんなが集まる明るく清潔な場所、つまりリビングです。家族の気配を感じられる場所こそ、神様にとっても居心地が良いとされています。
一方で、避けるべき「NGな場所」も存在します。以下のような場所は、神様が落ち着かない、または不浄とされるため避けましょう。
- トイレの隣や真裏:不浄な場所の近くは避けるのが基本です。
- ドアの上や出入り口付近:人の出入りが激しく、下を人が頻繁に通る場所は、神様が落ち着きません。
- 目線より低い位置:神様を見下ろすことになってしまうため、必ず大人の目線より高い位置に設置します。
- 向かい合わせ:仏壇がある場合、神棚と仏壇が向かい合わせになる配置(対立祀り)は避けます。
リビングの中で、これらに該当しない静かで明るい壁面を見つけることが、設置の第一歩です。ニトリのシェルフなら場所を取らないので、リビングのコーナーや、テレビボードの上方の壁など、ちょっとしたスペースを有効活用できるでしょう。
神札を祀るための方角は南向きか東向きが基本
神棚の向き(お札の正面が向く方向)には、古くからの決まりがあります。基本的には、「南向き」または「東向き」が良いとされています。これは、太陽の光がよく当たる明るい方角であり、一日の始まりや陽の気を取り入れるという意味があります。
ただし、現代の住宅事情では、間取りの都合上どうしても南や東に向けられないこともあるでしょう。その場合は、無理に方角にこだわるあまり、暗くてジメジメした場所に設置するよりも、方角は多少ずれていても、明るく清浄な場所に設置する方が良いとされています。「方角よりも、敬う気持ちと環境」を優先して問題ありません。
神具や榊立てを置くためのスペースと奥行きの確保

ニトリのウォールシェルフを神棚にする際、見落としがちなのが「奥行き」の問題です。お札(神札)自体は薄いので数センチの奥行きがあれば立ちますが、もし本格的に「お水(水玉)」「お米(皿)」「お塩(皿)」「榊立て」などの神具をお供えしたい場合は、それなりのスペースが必要になります。
一般的な神具のサイズを考えると、最低でも奥行きが10cm~12cm程度あるシェルフを選ぶのが安心です。ニトリのL型シェルフの中には奥行きが狭いタイプもありますので、購入前に「何を置きたいか」を明確にしておきましょう。もし奥行きが足りない場合は、無理に神具を置かず、お札だけをシンプルに祀るスタイルでも十分におしゃれで失礼にはあたりません。

最近は、お水とお米だけをお供えするシンプルなスタイルも増えていますね。無理のない範囲で続けることが大切です。
マンションの階下や上階に配慮した雲切の必要性
集合住宅や2階建ての1階に神棚を設置する場合、「神棚の上を人が歩く」という状態になることがあります。これは本来、神様の頭上を踏むことになり失礼にあたるとされています。そこで行われるのが「雲切(くもきり)」という習慣です。
具体的には、神棚の真上の天井に「雲」「天」「空」などと書かれた紙や木彫りの文字を貼り付けます。「ここから上は空(雲)であり、何もないですよ」という意味を持たせるための作法です。ニトリで神棚を作る場合も、マンションなどであればこのマナーを取り入れるとより丁寧です。
「雲」の字は、半紙に筆ペンで自分で書いて貼っても良いですし、最近では100円ショップやネット通販で、インテリアに馴染むおしゃれな木製の「雲ステッカー」なども販売されています。ニトリの白いシェルフに合わせて、白いマスキングテープでさりげなく貼るのも、モダンな神棚ならではの工夫と言えるでしょう。
落ちない工夫としての滑り止めシート活用テクニック

ウォールシェルフは壁に取り付けてあるため、地震やドアの開閉の振動で、立てかけてあるお札や神具が滑り落ちてしまうリスクがあります。神様を床に落としてしまうのは避けたいトラブルです。そこで、設置の際には必ず落下防止の対策を行いましょう。
最も手軽で効果的なのは、100円ショップやホームセンターで売られている「滑り止めシート」です。これをシェルフの床面に敷くだけで、お札や陶器の神具が驚くほど安定します。シートは棚のサイズに合わせてハサミでカットし、外からは見えないように敷くのがポイントです。
また、L型シェルフのように前面に「こぼれ止め(立ち上がり)」があるタイプを選ぶのも有効です。もしフラットな板のシェルフを使う場合は、ミュージアムジェルなどの転倒防止グッズを併用することをおすすめします。
掃除やお手入れがしやすいシンプルな維持管理の方法
神棚はお祀りして終わりではなく、日々のお手入れが欠かせません。ホコリが溜まった神棚は運気を下げてしまうとも言われます。その点、ニトリのウォールシェルフを使ったモダンな神棚は、複雑な彫刻がある伝統的な神棚に比べて、掃除が圧倒的に楽であるという大きなメリットがあります。
お手入れの方法は、ハンディモップなどでサッとホコリを払うだけで十分です。榊の水換えをするタイミングで、棚の上を軽く拭き掃除する習慣をつけると良いでしょう。ニトリのシェルフは表面が加工されているものが多く、汚れがつきにくいのも嬉しいポイントです。
常に清潔な状態を保ちやすいということは、それだけ神様にとっても気持ちの良い環境を維持しやすいということです。忙しい現代人にとって、管理が楽であることは、長くお祀りを続ける上で非常に重要な要素となります。
神棚をおしゃれにニトリで代用する際のポイントまとめ

さいごに、記事の内容をまとめます。
- ニトリには伝統的な神棚はないが、ウォールシェルフで代用が可能だ
- 壁面収納シリーズはシンプルで、洋室やリビングによく馴染む
- L型シェルフは最も人気があり、お札を立てかけるのに適している
- ボックス型シェルフなら神具やお供え物を置くスペースも確保できる
- 賃貸の場合は、石膏ボード専用ピンが付属しているか必ず確認する
- 石膏ボードピンなら抜いた跡が目立たず、原状回復の心配が少ない
- 無印良品は木の質感が魅力だが、価格の安さならニトリが圧倒的だ
- 白いシェルフを選ぶと壁と一体化し、圧迫感のないモダンな空間になる
- 設置場所は家族が集まるリビングの、目線より高い位置が最適だ
- 方角は南向きか東向きが良いが、清潔で明るい場所なら問題ない
- マンションでは天井に「雲」の字を貼り、上階への配慮を示すと丁寧だ
- お札や神具が落ちないよう、滑り止めシートなどで地震対策を行う
- 複雑な装飾がないため掃除がしやすく、清潔な状態を保ちやすい



























