大会や試合が近づくと、部員のみんなにエールを送りたいと考えますよね。
しかし、マネージャーや保護者の方の中には「裁縫が苦手で針と糸を使うのが苦痛」「部員全員分を作るには時間が足りない」と悩む方も多いはずです。
そんな時でも、「お守り」を「手作り」で「簡単」に、しかも「縫わない」方法で「部活」の仲間にプレゼントすることは十分に可能です。
この記事では、針と糸を一切使わずに、見栄え良く壊れにくいお守りを作るための具体的なアイデアと手順を網羅してご紹介します。
100均で揃う材料の活用術から、競技別のデザイン案、大量生産をスムーズに進めるコツまで、不器用さんでも安心して取り組める内容に仕上げました。
心のこもったお守りは、技術の高さよりも「勝ちたい」「応援している」という純粋な気持ちが何よりの力になります。
この記事を読めば、短時間でクオリティの高いお守りが完成し、チームの士気を一気に高めることができるでしょう。
この記事でわかること:
- 針と糸を使わずに布や紙でお守りを作る具体的な4つの手法
- 100均グッズを活用して材料費を抑えつつ本格的に仕上げるコツ
- 競技特性に合わせたデザインのアイデアとメッセージの例文
- 大量の部員分を効率よく、かつ丁寧に作り上げるための工夫

今週末の大会に向けて、部員30人分のお守りが必要なんだ。でも、裁縫は家庭科以来やってなくて自信がないし、時間もなくて困っているよ。

大丈夫!最近は便利な接着剤や100均アイテムがあるから、縫わなくても丈夫で可愛いお守りが作れるよ。効率よく作るコツも教えるね!
お守りを手作りで簡単に!縫わない部活向けアイテムの選び方
- フェルトと布用ボンドで作る基本の形
- 100均のアイロン接着フェルトを活用するコツ
- 耐久性を高めるための接着剤の選び方
- 折り紙や千代紙で量産する紙製お守りの魅力
- プラバンで再現するユニフォーム型お守り
- チームカラーのリボンで作る三つ編みチャーム
フェルトと布用ボンドで作る基本の形

お守り作りで最も親しまれている素材といえばフェルトです。
フェルトの最大の利点は、裁断した断面がほつれてこないため、切りっぱなしの状態でも美しく見える点にあります。
一般的な布は端を内側に折り込んで縫う必要がありますが、フェルトならその手間を一切省くことができるのです。
縫わないで作る場合は、強力な布用ボンドを使用します。
特におすすめなのは、洗濯にも耐えられる強度の高い「裁ほう上手」のような製品です。
お守りの形に切り出した2枚のフェルトの縁にボンドを塗り、貼り合わせるだけで、あっという間に本体が完成します。
貼り合わせる際には、上部に紐を通すための隙間を空けておくのを忘れないようにしましょう。
中には綿を少し詰めると、ふっくらとした立体感が出て、手作りならではの温かみが増します。
ボンドを塗った後は、洗濯バサミなどで固定してしっかりと乾燥させることが、仕上がりを綺麗にする秘訣です。
100均のアイロン接着フェルトを活用するコツ
ダイソーやセリアなどの100円ショップには、裏面がシール状になっていたり、アイロンで接着できたりする便利なフェルトが販売されています。
特にお守り制作でおすすめなのがアイロン接着タイプです。
ボンドを使うと乾くまで待つ時間が必要ですが、アイロン接着なら熱を加えるだけで瞬時に貼り付くため、作業スピードが格段に上がります。
このフェルトの素晴らしい点は、細かい装飾に向いていることです。
お守りの表面に「勝」という文字や、ユニフォームの背番号を付けたい場合、アイロン接着フェルトをその形に切り抜いてアイロンを当てるだけで済みます。
接着面が均一に密着するため、剥がれにくく、見た目もプロのような仕上がりになります。
ただし、アイロンの温度が高すぎるとフェルトが溶けてしまう可能性があるため、必ず当て布をして使用してください。
また、一度貼ると位置を修正するのが難しいため、あらかじめ配置を決めてから熱を加えるようにしましょう。
100均では多色セットも売られており、チームカラーを揃えるのにも非常に便利です。
耐久性を高めるための接着剤の選び方

部活動で使うお守りは、カバンに付けられたりポケットに入れられたりと、激しく扱われることが多いものです。
そのため、接着剤選びは作品の寿命を左右する非常に重要な要素となります。
学校でよく使う木工用ボンドは、乾燥後に硬くなりすぎて布の柔軟性に追いつかず、パリッと剥がれてしまうことがあるため、あまりおすすめできません。
選ぶべきは「布専用」と明記されている多用途タイプの接着剤です。
乾燥後もゴムのような弾力性が残るタイプであれば、お守りが揉まれたり曲がったりしても、剥がれるリスクを低減できます。
また、透明に乾くものを選ぶことで、はみ出した部分が目立たず、初心者でも美しく仕上げることが可能です。
接着剤を使用する際は、欲張って大量に塗りすぎないことが大切です。
薄く均一に伸ばして、少し表面が乾き始めたタイミングで貼り合わせると、最も強力に密着します。
もし屋外スポーツの部活であれば、耐水性のある接着剤を選ぶことで、突然の雨でもお守りがバラバラになるのを防ぐことができます。
折り紙や千代紙で量産する紙製お守りの魅力
布よりもさらに手軽に、かつ低コストで大量生産したい場合には、紙製のお守りが最適です。
100均にある和柄の千代紙を使えば、それだけで本格的な神社の授与品のようなお守りが出来上がります。
紙は文字を直接書き込みやすいため、一人ひとりへの個別のメッセージを添えるのにも向いています。
作り方は非常にシンプルで、長方形に折った紙の上部を三角に折り込み、中央に紐を通す穴を開けるだけです。
これなら裁縫道具どころか接着剤すら最小限で済みます。
耐久性が心配な場合は、家庭用のラミネートフィルムを使用したり、透明なOPP袋に入れてから紐を通したりすることで、ボロボロになるのを防げます。
また、紙製お守りの素晴らしい点は、中に願い事を書いた紙を封入しやすいことです。
折り畳む前に内側へ直接メッセージを書くこともできますし、小さく折ったお手紙を中に入れても良いでしょう。
チーム全員で同じ柄の紙を使えば、並んだ時の統一感も抜群で、連帯感が高まること間違いありません。
プラバンで再現するユニフォーム型お守り

オリジナリティを追求したいなら、プラバンを使ったお守りが非常に魅力的です。
透明なプラスチック板に油性ペンや色鉛筆でデザインを描き、オーブントースターで加熱して縮ませるだけで、硬くて丈夫なキーホルダー型のお守りが作れます。
部活のユニフォームや、競技で使うボールの形をそのまま再現できるのが最大の特徴です。
縫わないお守りの中でも耐久性はナンバーワンで、雨に濡れても全く問題ありません。
加熱して縮んだ後に、100均で購入できるUVレジンを表面にぷっくりと塗って硬化させれば、お店で売っているような高級感のある仕上がりになります。
イラストが得意な方や、チームのロゴを忠実に再現したい場合に特におすすめの手法です。
注意点としては、加熱するとサイズが約4分の1程度まで小さくなることを計算して、大きめに描く必要があります。
また、紐を通すための穴は、焼く前の柔らかい段階でパンチを使って開けておかなければなりません。
焼き上がった直後は非常に熱くなっているため、平らな本などでプレスする際は火傷に気をつけ、ピンセットなどを使用するようにしましょう。
チームカラーのリボンで作る三つ編みチャーム
お守りといえば袋型を想像しがちですが、リボンを使ったチャーム形式も「お守り」として非常に人気があります。
チームカラーのリボンを数本用意し、それらを三つ編みや四つ畳み編みにしていくことで、勝利を願うミサンガ風のお守りが完成します。
編み込む作業自体に「心を込める」という意味合いを持たせることができ、結束力を高めるのに適しています。
作り方は単純で、リボンの端をクリップで固定し、三つ編みを作る要領で編んでいくだけです。
先端に100均のメタルチャームやビーズを通すと、おしゃれなアクセサリー感覚でカバンに付けることができます。
布用ボンドを使って、編み終わりの部分を固定すれば、結び目が解けてくる心配もありません。
リボン製のお守りは非常に軽く、選手の練習バッグに付けても重荷にならないのがメリットです。
また、複数の色を組み合わせることで、チームのメインカラーとサブカラーを表現できるなど、デザインの幅も広がります。
「強く結ばれる」という縁起の良さも、部活動の仲間へ贈る品としてぴったりな理由の一つです。

フェルトやリボン、プラバンまで、縫わなくても色んな方法があるんだね。これなら自分にもできそうだ!
部活に合わせたデザイン案と簡単なお守り手作りのコツ
- 野球やサッカーなど球技別デザインのアイデア
- 武道や陸上部におすすめのモチーフ
- 文字入れや背番号で特別感を出すテクニック
- 中に入れるメッセージ例文と応援の言葉
- 大量生産をスムーズに進めるための準備と手順
- 水濡れや汚れからお守りを守る仕上げの工夫
野球やサッカーなど球技別デザインのアイデア

球技系部活動のお守りを作るなら、ボールやユニフォームをモチーフにするのが定番であり、最も喜ばれるデザインです。
例えば野球部なら、白いフェルトを丸く切り抜き、赤いリボンや糸をV字に並べてボンドで貼るだけで、硬式ボールのデザインが簡単に完成します。
サッカー部であれば、五角形のパーツを黒いフェルトで作り、白い丸型フェルトの上にバランスよく配置すれば、本格的なサッカーボールになります。
バスケットボール部ならオレンジ色のフェルトに黒い細線を引き、テニス部なら黄色いフェルトに白いカーブを描くといった具合に、色と特徴的な線だけで競技を表現できます。
また、コートの形を長方形のフェルトで表現し、ポジションに応じた番号を中央に配置するデザインも人気があります。
ボールの形にする場合は、中に少し多めの綿を入れることで、本物のボールのようなコロンとした可愛らしいフォルムになります。
球技の特性上、お守りが地面に触れたり汚れたりする機会が多いため、できるだけ濃いめの色をベースにするか、後述する防水対策を施すのがおすすめです。
競技に直結するデザインは、選手が試合中にふとお守りを見たとき、練習の成果や仲間の支えを思い出す大きな力になるはずです。
武道や陸上部におすすめのモチーフ
剣道や柔道、空手などの武道系部活動では、道着の形を模したお守りが非常に格好よく、応援の気持ちが伝わりやすいでしょう。
道着のデザインは、白いフェルトをT字型にカットし、襟元を重ねるように折り畳んでボンドで固定するだけで驚くほど簡単に作れます。
黒いフェルトを細長く切って帯として巻き付ければ、一気に武道らしい力強さが演出されます。
陸上部であれば、ランニングシューズやユニフォームのタンクトップをモチーフにするのが良いでしょう。
また、「タスキ」をイメージして、斜めに掛けられるような細長いリボンお守りも駅伝シーズンなどには非常に喜ばれます。
シューズの形にする場合は、靴紐の部分を本物の細い紐や刺繍糸をボンドでジグザグに貼ることで、立体感のあるリアルな仕上がりになります。
吹奏楽部などの文化系部活動の場合は、音符や楽器のシルエット、または「響」といった一文字をデザインに取り入れるのが一般的です。
楽器の形をフェルトで切り抜くのが難しい場合は、プラバンにイラストを描く手法の方が、細部まで綺麗に表現できるので検討してみてください。
どの部活においても、その競技ならではの「シンボル」を一つ入れるだけで、特別な贈り物へと変わります。
文字入れや背番号で特別感を出すテクニック

お守りを作るとき、最も個性を出せるポイントが「文字入れ」と「背番号」です。
チーム全員で同じデザインのお守りであっても、一人ひとりの背番号や名前が入っているだけで、世界に一つだけの宝物になります。
縫わないお守りにおいて文字を入れる方法はいくつかありますが、最も簡単なのは「シールフェルト」を切り抜いて貼る方法です。
文字を左右反転させてシールフェルトの裏面に書き、それに沿ってカットすれば、表面には綺麗な文字が現れます。
もし漢字の切り抜きが難しい場合は、アルファベットの頭文字や数字だけに絞るのが成功の秘訣です。
最近では100均に、あらかじめカットされたアルファベットや数字のフェルトワッペンも売られているので、それらを活用すれば手間を大幅に減らせます。
また、布用の名前ペンやスタンプを使うのも一つの手です。
手書きの文字には温かみがあり、贈る側の真剣な思いがダイレクトに伝わります。
スタンプを使用する場合は、布に押しても滲まない専用のインクパッド(ステイズオンなど)を用意すると、時間が経っても文字が消えにくく安心です。
中に入れるメッセージ例文と応援の言葉
お守りの真価は、その中身に込められたメッセージにあると言っても過言ではありません。
「縫わないお守り」は接着剤で閉じる前に、中に小さな手紙やカードを忍ばせることができます。
贈る相手が試合の緊張感に包まれたとき、ふと思い出して勇気が出るような言葉を添えましょう。
メッセージの例文としては、以下のような前向きな言葉が好まれます。
「一戦必勝」「自分を信じて」「最高の仲間と最高の笑顔で」「練習は嘘をつかない」など、短く力強いフレーズが心に響きます。
特定の選手へ贈る場合は、「〇〇の努力を一番近くで見てきたよ」「いつも通りで大丈夫」といった、その人に寄り添った一言を添えるとより効果的です。
また、五円玉を入れて「良いご縁(勝利とのご縁)」を願ったり、チーム全員で撮った集合写真を小さくプリントして入れたりするアイデアも素敵です。
メッセージカードを自作する場合は、角を丸くカットしておくと、中でお守りの布を突き破る心配がなくなります。
たとえ短い言葉であっても、あなたの手書きの文字が何よりの励ましになることを忘れないでください。

メッセージは短い単語でも十分伝わるよ!「信じてる」の一言があるだけで、選手はすごく心強く感じるものなんだ。
大量生産をスムーズに進めるための準備と手順

マネージャーが部員全員分を作る場合など、一度に数十個のお守りを用意しなければならない時は、効率的な作業フローの構築が欠かせません。
まず最初に行うべきは「厚紙で型紙を作ること」です。
一つずつ寸法を測って布をカットするのではなく、型紙をフェルトに当ててチャコペンで形を取るようにすれば、サイズにバラつきが出ず、カット作業も劇的に速くなります。
次に、全ての作業を「工程別」にまとめて行うのがポイントです。
1個作って完成させるのではなく、「今日は30個分すべてカットする日」「明日は文字を全部貼る日」というように分担します。
このように流れ作業にすることで、道具の出し入れの手間が省け、作業のリズムが生まれて集中力も持続しやすくなります。
もし協力してくれる仲間がいるなら、役割分担を明確にしましょう。
「カット担当」「文字作り担当」「接着担当」というように分けることで、短時間で驚くほどの量のお守りを仕上げることができます。
ただし、接着剤の乾燥スペースをあらかじめ確保しておくことを忘れないでください。
完成品が重ならないように新聞紙やトレイの上に並べ、ホコリを被らない場所で一晩じっくり乾かすのが理想です。
水濡れや汚れからお守りを守る仕上げの工夫
せっかく苦労して作ったお守りも、試合会場の泥汚れや突然の雨で汚れてしまっては悲しいものです。
特に屋外競技の部活動で使用する場合は、長持ちさせるための「保護仕上げ」を検討しましょう。
最も手軽な方法は、完成したお守りに衣類用の防水スプレーを吹きかけることです。
防水スプレーをかけることで、水だけでなく汚れの付着も防ぐことができ、綺麗な状態を長く維持できます。
スプレーをする際は、屋外などの換気の良い場所で行い、お守りから20cmほど離して均一に吹き付けるのがコツです。
接着剤が完全に乾いたことを確認してから行うようにしてください。
また、さらに完璧な防御を求めるなら、100均などで売られている透明なカードケースや、軟質ビニールケースにお守りを入れるというアイデアもあります。
これなら泥だらけになっても外側を拭くだけで済みますし、中のフェルトが毛羽立つのも防げます。
ビニール越しでも手作りの温かみは十分に伝わりますので、実用性を重視するなら非常におすすめの方法です。
部活動への思いを込めたお守り作りまとめ
さいごに、記事の内容をまとめます。
- フェルトは端がほつれないため縫わないお守り作りに最適な素材である
- 強力な布用接着剤「裁ほう上手」などを使えば針なしで十分な強度が保てる
- 100均のアイロン接着フェルトは文字や背番号の装飾に非常に便利である
- 時間がない場合は折り紙とラミネートを使った紙製お守りが効率的である
- プラバンを使えばユニフォームやボールを忠実に再現した丈夫な品ができる
- 三つ編みリボンのチャームはアクセサリー感覚で付けやすく量産もしやすい
- 角をわずかに丸くカットすることでボンドの剥がれを防止できる
- 球技用デザインは色と特徴的な線だけでシンプルに表現するのがコツである
- 武道系は道着の合わせを右前にして帯を巻くだけで見栄えが良くなる
- 手書きのメッセージや五円玉を中に入れると応援の気持ちがより伝わる
- 厚紙で型紙を作成し工程ごとに作業を分けるのが大量生産の秘訣である
- 防水スプレーを活用すれば屋外競技での汚れや雨からお守りを守れる
- ビニールケースに封入することで耐久性をさらに高めることが可能である
- 文字入れは市販のフェルトワッペンやスタンプを使うと失敗が少ない
- 技術の有無より「勝利を願う気持ち」を込めることが何より重要である

おかげで、無理なく部員全員分のお守りが作れそうだよ。心のこもったプレゼントで、チーム一丸となって勝利を掴んでくるね!





